2015-’16シーズンを振り返って・・・

<GM:角紘昭>

27年度のHC名古屋のトップチームは多くの賛助会員の方々の熱い応援、とりわけ物心両面にわたる協賛会社様のご支援のおかげで何とかシーズンを乗り越えることが出ました。心から御礼申し上げます。

しかし、国体予選は1勝したものの、今季の目標であった「日本リーグ最下位脱出」を達成することが出来ず申し訳なく思っています。次年度は「一からチームを作り直す」覚悟で再度取り組みますのでよろしくお願い申し上げます。

HC名古屋のもう一つの活動のねらいは、地域の方々にハンドボールを通してスポーツすることの良さを味わって頂くことであります。27年度はリーグ開幕が1月からとなったため、地域活動(・地域貢献・イベント開催、参加・講習会等々)を通して、瑞穂区を中として市内、県内の各地で例年に比べより多くのスポーツ貢献ができたと思います。

これらの活動の基となる活動資金、選手雇用等々の面では、多くの会社、法人の皆様にご援助いただき心から感謝申し上げます。今後も選手の活動環境の改善、有力新人の獲得等のためにも賛助会員の皆様のより一層のご協力、ご援助をよろしくお願い申し上げます。

 

<チームマネージャー:田中俊行>

細田キャプテン、戸塚副キャプテンの「全員ハンド」をスローガンに、新たな決意のもとに始動した2015シーズン。ご承知の通り、リオ五輪のアジア予選の影響で、日本リーグは2016年1月始まりの2回戦制という変則のシーズンとなりました。開幕での長い時間でのモティベーション維持や、2014シーズンにあったような怪我などによる戦線離脱などの難しさとの戦いでもありました。練習の質の向上のために、関係各位のご尽力のもと、①最低週3日のオールコート練習 ②月1回の合宿、練習試合 ③目標、課題の明確化と共有化 をテーマに臨んだ1年でありました。経済的な面、精神的な面でもバックアップをしていただいた関係者、フロントの方々や、会場に駆けつけていただいたファンの皆さまに対し、厚く御礼を申し上げるとともに、結果が出せなかったことに対し、深くお詫び申し上げます。

練習がゲームに集約される可能性も見え、また、ホームゲームの素晴らしさを感じる1年でもありました。体制を再構築し、次シーズンに向け進んで行きたいと思います。ご声援ありがとうございました。

 

<キャプテン:細田英子(バズ)>

2015-2016シーズン、皆様の変わらぬ温かいまた熱いご支援・ご声援、本当にありがとうございました。 ミッションとして最下位脱出を掲げ、チームに取り巻く過去の環境をたくさんのご支援もあり、少しずつ変化して取り組むことができました。 結果を残すことなくシーズンが終了しましたこと、深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。 私たちも不甲斐ない結果が出る度、情けない気持ちでした。どんな内容の試合だとしても勝敗があり、結果は皆様の元へいきます。 勝つ事を知らない・勝ち方を知らないHC名古屋はこの問題点を見つめ直し、チームとして立て直さなければなりません。 2年前に勝利した試合よりまた勝利が遠ざかっているチームは色々なことを失っていきます。そこを断ち切れるように、次のシーズンへと向かっていきます。 個人的にですとキャプテンという役割を頂き、毎日リーダーシップというものが何なのかを考えました。 チームがまとまり、その力を発揮することを第一としてきました。もちろん選手としての役割もありますが、コートの上で中々皆様に姿を見せれず、また仲間にも本当に助けてもらいました。 本当に多くの事を学ぶことができましたこと、皆様に感謝致します。 HC名古屋が勝利という結果で恩返しができず、本当に申し訳ございませんでした。

 

<副キャプテン:戸塚絢子(ショウ)>

私が今シーズンのチームを一言で例えるなら「虚」です。

もちろんチームとしても、選手個人としての成長もありました。最後まで諦めることなく全員ハンドができた。それに関しては本当に良かったです。けど、「やっぱり勝てなかった」それが1番虚しいです。

悔しいとかの表現も考えたのですが、悔しいも含めて虚しさがあります。

個々が考えているから出てくる疑問や不満など、もやもやのまま流れていく時間、良いプレーができても全体でしっくりする感覚が無い時、良い時は何故かノリきれず、悪い時は気持ちが焦り…。多分こういう時の踏ん切りとか賢さとか要領とか、そういう物が足りないのも結果に表せなかったことに繋がっているとも感じています。

ありがたいことにまた来年があるから、けど次とか来年とかを当たり前と思わず、来年こそチームの弱さをなくして応援して下さる皆様をこれ以上裏切らない様に1試合でも多く早く勝ち掴んでいける様、努力していきます。

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