1月30日(土)日本ハンドボールリーグ第6戦がブラザー体育館で行われました。
HC名古屋 20(12-12,8-16)28 三重バイオレットアイリス
【戦評】
東海ダービーとなるHC名古屋対三重バイオレットアイリス。三重バイオレットアイリスのスローオフで試合開始。開始5分、三重に速攻3連取されるも、なんとか福井(チェン)選手のロングシュートで1点を取り返す。福井(チェン)選手、安斎(シュー)選手の得点で2点差まで詰め寄るも、ミスが続き中々点差が縮まらない。ディフェンスシステムを変え、流れを取り戻したいHC名古屋。相手のオフェンスミスを誘い速攻を仕掛ける。13分戸塚(ショウ)選手から上野(ジョウ)選手へのスローが決まりペナルティーを獲得。そして1人退場となり、確実に髙宮(キョウ)選手がペナルティーを決める。その後、福井(チェン)選手のカットインでまたもやペナルティーを獲得。こちらも髙宮(キョウ)選手が確実に決め、1点差まで縮める。19分福井(チェン)選手のカットインでペナルティー獲得をし、水谷百(セリ)選手がペナルティーを確実に決め、ついに同点となる。その後すぐに相手に1点を取られるが、HC名古屋も負けじと髙宮(キョウ)選手から竹内(ルト)選手へとコンビプレーが決まり、1点を取り返す。22分三重バイオレットアイリスのタイムアウト。流れがかわるかと思われたが、変わらずシーソーゲームが続く。三重バイオレットアイリスの不正交代で退場があり、何とかHC名古屋が突き放したいところだが、1人少ない相手に対し中々得点をすることができない。逆に相手に得点を取られてしまい、2点差まで広がる。しかし、ここでHC名古屋細田(バズ)選手から上野(ジョウ)選手に絶妙なパスが通り1点を返す。29分HC名古屋タイムアウトで、前半ラストチャンスのOFプレーを全員で確認する。タイムアウト後、高宮(キョウ)選手のパスがミスになるが、ルーズボールを細田(バズ)選手がシュートを決め、前半12ー12で終了する。 後半HC名古屋のスローオフで開始。三重に1分で得点を許すが、細田(バズ)選手のロングシュートで取り返す。その後も点の取り合いでなかなかどちらの流れにもならないが、6分竹内(ルト)選手のサイドシュートでこの試合初めてHC名古屋が1点リードする形となった。しかし、その後すぐ2連取を許してしまう。HC名古屋のオフェンスが少しずつ機能しなくなってミスが増えていくが、流れを相手に取られなくないHC名古屋は水谷百(セリ)選手が身体の張ったカットインでペナルティーを獲得する。しかし、髙宮(キョウ)選手がペナルティーを決めきれず2点差を縮められない。水谷百(セリ)のカットインで相手が退場したがその後すぐの攻撃で細田(バズ)選手が退場してしまう。少しずつ点差が広がり12分には4点差まで開いた。なんとか点差を縮めたいHC名古屋だが小さなミスが目立ち、なかなか得点に結び付けられない。20分過ぎ、相手に得点を許し6点差まで開くが、細田(バズ)選手がロングシュートを決め5点差にする。HC名古屋のディフェンスは粘りを見せるものの、オフェンスでのミスで点差が開く一方。その後何度か瀧澤(ドリ)選手のファインセーブに助けられる。24分水谷百(セリ)選手のカットインでペナルティーを獲得し、髙宮(キョウ)選手が確実に決める。相手が1人少ない状態で、上野(ジョウ)選手の速攻が決まる。その後髙宮(キョウ)選手のエリア内ディフェンスでペナルティーを取られるが、瀧澤(ドリ)選手がまたもやファインセーブ!このまま流れをものにしたいHC名古屋だが、なかなか6点差から縮めることが出来ない。逆に相手に得点を許し8点差まで開く。28分に上野(ジョウ)選手が身体の張ったポストシュートでペナルティーを獲得するが、髙宮(キョウ)選手が得点に繋げることが出来ず、20-28で試合終了となった。
最後まで大きなご声援を送ってくださった皆様、誠にありがとうございました。